ちなみに、私が舞台の方がいいと思う理由は、「声」である。舞台にとって、声は命。生の舞台では、マイクを通すけれども、一応演者さんのそのままの声が聞こえる。
けれども、ライブビューイングはそうはいかない。映画館で音量を調節するため、声に違和感を感じてしまうのだ。そのため、やはりライブ感に欠ける。
本題に入ると、ライブビューイングがいい点は、衣装や小道具が見えるところと、カメラワーク、そして見え方にムラがない点である。だから、特に宝塚なんかは、ライブビューイングも選択肢の1つになり得る。
1.衣装や小道具が見える!
完全にファン向けのライブビューイングの見方。特に私は、安い席でしか見ないので、オペラグラスを使用してもお衣装があまりわからない。(後から雑誌で見ることが多い)
しかし、ライブビューイングではアップになることが多いので、お衣装を細かく見ることができる。やっぱりトップスターは飾りが多いとか、羽の感じとか、自分の目で確認することができる。
2.カメラワーク
やっぱりカメラは目立つ人を映す。なので、場面の中心になる人が見えるので、どこに注目すればよいかが分かる。
まあこれは、自分の見たい人が映らない可能性も大、ということなのだが…。
3.見え方にムラがない
ここです!!重要なのは。ライブビューイングって、センターで観れる。劇場に行って、「めちゃめちゃ上手寄りだ、席運ないなぁ」みたいなこと、ないですか?私はあります。
まぁ宝塚大劇場はどの席でもだいたい見えます(梅芸メイン3階は上が見切れる)。けれども、なかなかセンターブロックのお席を入手するのが難しい。でも、ライブビューイングならそれが可能!素晴らしい!そして映画館は前の方でない限り、大体同じように見える。
最後に。
ライブビューイングの良さをまとめてみて、やっぱり「センターで観れる」ことが一番の魅力ではないかな、と思う。けっきょく生には敵わないけど、ライブビューイングはその良さがあると思った。
それにしても、先日ライブビューイングに行った時に、宣伝でたくさんの演目があることを知った。もはやライブビューイングは定番になっていることを感じた。