ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

ライブビューイングの良さについて語る。

    宝塚歌劇団花組台湾公演、ライブビューイングを観た。生の舞台とどちらがいいか?と聞かれたらそれは舞台の方がいい。でも、今回ライブビューイングを見て、生の舞台とは違う良さを感じたので、それを残しておきたい。

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photo by m4tik

    ちなみに、私が舞台の方がいいと思う理由は、「声」である。舞台にとって、声は命。生の舞台では、マイクを通すけれども、一応演者さんのそのままの声が聞こえる。

    けれども、ライブビューイングはそうはいかない。映画館で音量を調節するため、声に違和感を感じてしまうのだ。そのため、やはりライブ感に欠ける。

    本題に入ると、ライブビューイングがいい点は、衣装や小道具が見えるところと、カメラワーク、そして見え方にムラがない点である。だから、特に宝塚なんかは、ライブビューイングも選択肢の1つになり得る。


1.衣装や小道具が見える!

   完全にファン向けのライブビューイングの見方。特に私は、安い席でしか見ないので、オペラグラスを使用してもお衣装があまりわからない。(後から雑誌で見ることが多い)

    しかし、ライブビューイングではアップになることが多いので、お衣装を細かく見ることができる。やっぱりトップスターは飾りが多いとか、羽の感じとか、自分の目で確認することができる。

2.カメラワーク

    やっぱりカメラは目立つ人を映す。なので、場面の中心になる人が見えるので、どこに注目すればよいかが分かる。
まあこれは、自分の見たい人が映らない可能性も大、ということなのだが…。

3.見え方にムラがない

    ここです!!重要なのは。ライブビューイングって、センターで観れる。劇場に行って、「めちゃめちゃ上手寄りだ、席運ないなぁ」みたいなこと、ないですか?私はあります。

    まぁ宝塚大劇場はどの席でもだいたい見えます(梅芸メイン3階は上が見切れる)。けれども、なかなかセンターブロックのお席を入手するのが難しい。でも、ライブビューイングならそれが可能!素晴らしい!そして映画館は前の方でない限り、大体同じように見える。

最後に。

    ライブビューイングの良さをまとめてみて、やっぱり「センターで観れる」ことが一番の魅力ではないかな、と思う。けっきょく生には敵わないけど、ライブビューイングはその良さがあると思った。

    それにしても、先日ライブビューイングに行った時に、宣伝でたくさんの演目があることを知った。もはやライブビューイングは定番になっていることを感じた。