ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

「勉強する理由」について考えてみた

    「なぜ勉強するの?」その答えは、私は将来の選択肢を広げるためだと思っている。そして、もし今後その問いを投げかけられた時、勉強は手段であることを強く伝えたい。

    重要なのは、勉強して得られるものをどれだけ明確にしているか、ということだと思う。

過去を振り返る。

    そして、それは私の失敗談から生まれた答えである。私は昔から勉強が好きだった。だから、これまで学校の成績は良かった。私は「言われたことをやるのが得意」な人間で、それを「頭が良い」と勘違いしていたのである。

    それもそのはず、受験はそんなに上手くいかなかった。なぜなら自分の進路は自分で決めるからだ。今まで言われたことしかできなかった人間が、急に自分の意志を固めるのは難しい。また、そもそも大学に行く意味が分からなかったので、あんまりやる気にならなかった。今でこそ、大学に行って良かったけれど。「大卒」という肩書きを手に入れることができた。

    私はこの自身の体験から、勉強には先を見据え、それにどれだけ自分を追い込めるかが大事だと思った。そして、それがなければ、勉強は自分のためにならないことを思い知った。

『ビリギャル』

   やはり、先を見据える能力が高い例は、『ビリギャル』のさやかちゃんだと思う。さやかちゃんに対しては、元々頭が良かったんじゃないか説とか出ているけど、そういう人は本を読んでほしい。当時の彼女の状況が、ユーモアたっぷりに描かれている。特に歴史の部分。また、今までギャルだった彼女が、そこまで勉強には熱中させたきっかけが書いている。

最後に。

    学ぶことは楽しい。だけど、それだけでは上手くいかないのが受験だと思う。改めて、自分の意志の弱さを思い知ったし、「自分がどうしたいのか」を明確にする必要性を学んだ。