ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

就活体験記〜冬採用で複数内定を得た私が、心がけた2つのこと

最近、観劇記事ばかり続いてしまいました。しかし、今回は趣向を変えて、3月1日から始まる就職活動について書いてみます。

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photo by Nanagyei

《目次》

1.就職活動を始めるまで

2.大切にしていた2つのこと

3.参考にしていたこと

4.やっておいて良かったこと

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就職活動。勉強が得意だった私は、就職活動でその自信を粉々にされた。また、自尊心の低い私にとって、「自分をアピールすること」はかなり辛い出来事だった。

【1】真剣に就職活動を始めるまで

・11月、公務員を諦め一般企業へ

私は4回生の11月まで公務員試験を受けていた。「自分は公務員になる」という根拠のない思いが、ずるずると引き伸ばしていたのだ。11月になっても内定がもらえない。そこでやっと、一般企業にシフトし始めたのだ。

・12月、初めての内定

そして、調べていくとある1つの企業に出会った。少し遠いけど、事業内容が魅力的だった。面接に行き、内定をもらった。初めての内定。とても嬉しかった。

しかし、1つ問題があった。それは研修制度。内定をもらったことと、親に研修制度のことを話すと、大反対された。「縁を切る」とまで言われてしまったのだ。
ここから、私の就職活動が始まった。

【2】大切にしていた2つのこと

1.相談

この時期に内定を頂くことができたのは、エージェントさんの力が大きい。私は大手ナビサイトを利用していた。

このナビサイトを使うことで、以下の点を無料でしてもらうことができた。
・説明会や面接の日程調整
・面接対策
・就職活動の相談

特に私が助かったのは、客観視して下さることだった。就職活動全般に言えることだが、自分がどう見られているか、ということをいち早く気付くことが、面接において突破する近道だ。

その他、私には相談できる友人はいなかった。みんな就職先が決まっていたからだ。そんな私のもうボロボロになったメンタルを励ましてくださったことは忘れられない思い出である。

2.行動

私は興味のない企業を受けるのは時間の無駄だ、と考えた。その結果、4回生の冬まで内定がもらえなかったのである。

そこで考え方を変えて、とりあえず動くことにした。確かに時間やお金の無駄かもしれない。しかし、なぜその会社が合っていないのか、それが明確に分かることでより自分の興味ある企業にたどり着けると考えたのだ。

また、面接の練習にもなる。面接は慣れだ。突拍子もない質問を、如何にスマートに答えられるか。もし行きたい企業を見つけた時、自分の魅力を存分に伝えるためには、練習が必要だ。

【3】参考にしていたこと

まずはこちらのブログ。


最初にこの文章を読んだ時、涙が止まらなかった。不安を抱えていた時、数十回は読んだはず。この記事に私は助けられて、就職活動ができた。

そして、「成功までのゴールを意識する」という言葉。これはライターのトイアンナさんのインタビューで見た言葉である。

この言葉は私にとって座右の銘ともなるような大事な言葉だ。具体的なゴールを設定することによって、目標を可視化して達成しやすくなった。

【4】やっておいてよかったこと
ブログである。筆記試験の中には小論文がある。そこで、ブログを書く際の文章の組み立て方を存分に生かせた。


あとがき
私は20社ほど受け、最終的に3社から内定をいただくことができた。残り物の自分にこういった結果が訪れるなんて、全く予想していなかった。本当に、諦めないで良かった。

就職活動に困っている方にとって、この記事が何らかの助けになることを願って、この記事を終わりたい。

2016.2.22