星組公演『こうもり 〜こうもり博士の愉快な復讐劇〜』『THE ENTERTAINER!』見に行ってまいりました!今回は『こうもり』の感想です。
★3月24日 15時 2階14列 宝塚大劇場
■歌の量が半端ない!
「オペレッタ」だけあって、セリフより歌が堪能できる公演だった。やっぱり今のトップコンビならではの演目だ。セリフかと思ったら、歌、また歌。特に山場である「乾杯の歌」は面白かった。
「乾杯の歌」は妃海さんの見せ所だった。有名な曲だからこそ印象的だったのもあるけど、何より役がぴったりなのだ。おちゃめでおてんばで、夢見がちで、憎めないキャラクター。そして歌もある。今回の役は非常に親和性が高い役だった。
■コメディにぴったりなメンバー!?
「北翔×紅×星条」の3人が揃うと、そりゃアドリブも大変なことになる…!1度しか見ていないので、何処がアドリブなのかは分からない。皆さん一応上流階級の役なのに、客席を沸かせていてすごい。
また、この3人が揃うというのが奇跡だ。私の中でアドリブ四天王が4人いる。それは上記の3人と月組トップスターの龍真咲さんである。もう4人揃う舞台は見れないけれど、3人が揃う舞台、ぜひご注目あれ!!
■メイドが可愛い!
今回の本公演で退団される妃白ゆあさん。私はスカイステージで彼女を知ったのだが、そのおっとりした可愛さに癒されていた。舞台に対していつも一生懸命に頑張る姿が好きだ。退団すると知った時、「こうもり」では彼女に注目しようと決めた。
だからこそ、今回はゆあちゃんにずっと注目していた。初舞台生口上の後、礼真琴さんと組んで踊る姿。真彩さん、小桜さん、天彩さんと一緒にメイドとして舞台に立っている姿。メイドと風ちゃんの、パステルカラーのお衣装、すごく綺麗だった。
彼女は決して大きな役を掴むスター街道ではなかったけど、私は彼女の在団中の舞台姿を忘れない。今後のゆあちゃんのご活躍を祈る。
■あとがき
歌を得意とするお二人にぴったりな演目。たくさんの歌を聴けてすごく満足だったし、ぜひこれからもオペレッタを上演してほしい、と思わせる演目だった。