2016年も残りわずか。今年の観劇総括記事です!
■今年観劇した舞台
■今年のベスト作品は?
今年は良作が多かった。その中から今年の素晴らしい作品を挙げてみたい。
・宝塚:花組『金色の砂漠』
【花組】『金色の砂漠』(2016) 感想 〜憎しみは憎しみを生む、だけではない複雑な物語 - ろぐりずむ
・その他:劇団四季『ウェストサイド物語』
【四季】『ウェストサイド物語』(2016) 感想〜マリアとアニタは、失うものが多過ぎた - ろぐりずむ
【四季】『ウェストサイド物語』(2016・全国)感想 〜人は脆くて弱いからこそ、魅力がある - ろぐりずむ
宝塚に関しては、今年は『金色の砂漠』がとても素晴らしい作品だった。素晴らしい音楽、組子を生かした作品作り、かと言って生徒のスター性に頼らない物語性。お芝居の好演もあり、今年のベスト宝塚に選出した。
その他、宙組『Shakespeare』、雪組『ローマの休日』なども良かった。宝塚は毎年どなたかが退団されるので、どの作品も思い出に残る。
劇団四季『ウェストサイド物語』に関しては、ミュージカルの三原則である歌、ダンス、芝居が確立された最高傑作である。ミュージカル作品の中でどれが一番好きか聞かれたら、迷わずこの作品を選ぶだろう。
加えて、私は岡村美南さんを拝見できたことも大きかった。岡村さんがきっかけで、再び劇団四季を観るようになったので、そのような意味でも今年のベスト作品だ。