ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

2016年観劇総括〜今年は遠征で各地を飛び回った年だった

2016年も残りわずか。今年の観劇総括記事です!

Broadway Posters

■今年観劇した舞台

〜宝塚

花組
『Ernest in Love』、『ME AND MY GIRL』、『仮面のロマネスク/Melodia』、『雪華妙/金色の砂漠』

月組
マグノリアコンサート、『激情/Appasiondo!!III』、『NOBUNAGA/Forever Love!!』

雪組
るろうに剣心』、『ドン・ジュアン』、『ローマの休日』、『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest Hits!!』

星組
『Love&Dream』、『こうもり/THE ENTERTAINER!!』、『桜華に舞え/ロマンス!!』

宙組
Shakespeare/HOT EYES!!』、『エリザベート

〜その他ミュージカル

劇団四季
オペラ座の怪人』、『ウェストサイド物語』、『リトルマーメイド』、『ノートルダムの鐘』
・その他
『グランドホテル』、『エリザベート

〜その他舞台

星野源『YELLOW VOYAGE』、和牛『10年目の新ネタラッシュ!!』

総計 29回

■今年のベスト作品は?

今年は良作が多かった。その中から今年の素晴らしい作品を挙げてみたい。

・宝塚:花組『金色の砂漠』
【花組】『金色の砂漠』(2016) 感想 〜憎しみは憎しみを生む、だけではない複雑な物語 - ろぐりずむ

・その他:劇団四季『ウェストサイド物語』
【四季】『ウェストサイド物語』(2016) 感想〜マリアとアニタは、失うものが多過ぎた - ろぐりずむ
【四季】『ウェストサイド物語』(2016・全国)感想 〜人は脆くて弱いからこそ、魅力がある - ろぐりずむ

宝塚に関しては、今年は『金色の砂漠』がとても素晴らしい作品だった。素晴らしい音楽、組子を生かした作品作り、かと言って生徒のスター性に頼らない物語性。お芝居の好演もあり、今年のベスト宝塚に選出した。

その他、宙組Shakespeare』、雪組ローマの休日』なども良かった。宝塚は毎年どなたかが退団されるので、どの作品も思い出に残る。

劇団四季『ウェストサイド物語』に関しては、ミュージカルの三原則である歌、ダンス、芝居が確立された最高傑作である。ミュージカル作品の中でどれが一番好きか聞かれたら、迷わずこの作品を選ぶだろう。

加えて、私は岡村美南さんを拝見できたことも大きかった。岡村さんがきっかけで、再び劇団四季を観るようになったので、そのような意味でも今年のベスト作品だ。

■あとがき

以上、2016年総括でした。個人的には、2016年から「遠征」なるものを始めたので、国内各地様々な劇場に行けたのも楽しかった。

来年は、『ミス・サイゴン』、『レ・ミゼラブル』などの大型ミュージカルや、宝塚では『スカーレット・ピンパーネル』の上演が決まっている。来年も素敵な出会いがありますように。