ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

恋愛、青春、音楽。『坂道のアポロン』には全て詰まっている!

    「LINEマンガ」というアプリをご存知だろうか。このアプリには、1巻無料マンガがある。その中で、おすすめしたいのが、小玉ユキさんの『坂道のアポロン*1』という漫画。

    まだ3巻までしか読んでいないのだけど、早くもどハマりしてしまい、魅力を伝えずにはいられないので書く。

坂道のアポロン コミック 1-9巻 セット (フラワーコミックス)

坂道のアポロン コミック 1-9巻 セット (フラワーコミックス)


    この漫画、アニメの公式サイトにもあるように、恋愛、友情、そして音楽の3要素が詰まった青春を感じさせる物語。まだ初めの方しか読んでいないため、なかなか話の本質には行き届いてないと思う。あくまでも3巻までの感想なので、ご了承ください。

1.ヒロインがキュート!

    この作品のヒロインは、「迎 律子(りっちゃん)」。りっちゃんが、かわいい。もし私が男だったら、確実に惚れてると思う。

    純情過ぎて、裏があるんじゃないって疑ってしまう。また、すごく気が効く女の子。雨で濡れた登場人物たちの制服に、アイロンをかけてあげたり、ジャズの練習中に麦茶を差し入れしてあげたり。

    また、方言効果もあると思う。このお話の舞台は長崎県佐世保である。私は九州に住んだことがないので、方言がすごくかわいく思える。「〜しとるとね」など。

2.音楽は友情を育む

    登場人物の薫と千太郎は、ジャズを通して仲良くなっていく。この、音楽が人と人を結びつけるシーンに感動した。

    楽譜は世界各国共通。だから、極端な話、言葉が通じ合わなくても演奏はできる。そんなにコミュニケーションが取れなくても、一緒に演奏するだけで、タイミングとかが合うと、きっと言葉なんてどうでもよくなってしまうのだ。

    私は、音楽で様々なことを学んだ。演奏について解釈でぶつかり合ったりした。言い合いをした。やっぱり、「いい演奏をしたい」という気持ちから来る、そのぶつかり合いこそが登場人物の人間性を高めるのではないかな、と思う。

3.絵が好き

    完全に個人の趣味になる。正直、私がこの漫画を好きになったのは、一目惚れに近い。私は『うさぎドロップ』の宇仁田ゆみさんの絵も大好きで、それに似ているような気がする。

まとめ

    久しぶりに読み返し、また好きになった作品。今ならLINEマンガで『坂道のアポロン』1巻読めます。期間は8/27まで。ぜひ読んでみてほしいです。