大学に行く意味って?〜「学習」を知る
先日、大学で最後の授業が終わった。まだ卒業ではないけれど、大学で学んだことをこの記事で振り返りたい。私は、大学で「学習すること」を知ることができたと考えている。
まず前提として、私は文系学部だ。そのため、理系学部とはまた違うと思うけれど、気軽に読んでいただけると幸いである。
好きなことを勉強する
大学の特徴って何だろう。そう考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが「好きなことを勉強できる」ということだ。
今振り返ると、すごく幸せな環境にいたのだな、と感じる。好きなことを勉強して、それについて議論して、知識を深め合う。これは大学でしかできない。
なぜなら、高校までは「受験のために勉強する」要素が強いし、社会人になると利益を求めるために議論する。純粋に知識を深めるのは、大学でしかできないのではないだろうか。
日々、勉強
また、私は大学で学習の方法を学んだ。それは本を読むことである。
高校までだと、教科書や資料集と言った教材があり、みんな同じ教材で勉強する。しかし私の学部では、教科書はあまり使用しなかった。それよりも、日々発行されている新聞、新書、専門書など様々なものが教材だった。
自分で教材を見つけ出し、それを使って自分自身で勉強する。このような、「主体的に学ぶ姿勢=学習」を得たことは、私にとって大きな収穫であると考える。
あとがき
もちろん大学では専門的な知識も学んだことを残しておこう。私は大学に入学する前、特に目的もなかったため、大学に行く理由が分からなかった。
しかしやっと4年経って、大学で学んだことを自分なりに解釈できるようになった。大学で学んだ「もっと知りたい」という思いがなければ、ブログを始めることはなかっただろう。
私の中の学習意欲は、大学で育まれた。そのことに感謝して、また次のステップに進みたい。