大学では部活に入るべき?〜メリットとデメリットを考える
私は「部活」という組織に10年間、所属していました。その中でも大学の部活のメリット、デメリットを記すことで、部活から卒業します。
今週のお題「卒業」
■私の部活歴について
- 中学:100人程度の音楽系部活、高校〜大学:50人程度の音楽系部活
■メリット
1.コミュニティができる
- 最も恩恵を受けたのはここだ。私の大学では知り合いの情報を駆使し、「いかに単位を楽に取るか」ということが重要だった。
- そのため、先輩から情報をもらうことができ、さらにそれを後輩に伝えるという一連の流れがあることで、授業は難なく過ごすことができた。
2.好きなものについて語り合える
- 今はSNSがあるから、好きなことについては簡単に伝え合うことができる。しかし、リアルの友人と語り合えることは、すごく幸せなことだ。
- 私の場合は、それが「音楽」だった。曲の解釈や、マニアックなところが好きだとか、そういう話ができるところは大変ありがたかった。
- 知識も増えるし、私が伝えたいと思うことをみんなに知ってもらえる。それは幸せだったのだと、今になって気付く。
3.行動する力が鍛えられる
- 私の部活では、1年間運営を担当する時期があり、そこで行動する力を学んだ。
- 「行動しなければ始まらない」ということは高校時代で理解したものの、実行できたのは大学からだと思う。部員が快適に過ごすために、時には外部の人と接触することは私にとって財産になった。
■デメリット
環境に適応してしまうこと
- 大学の部活だからこそ、「授業に出ないでいかに楽に単位を取るか」ということがとても重要なことに思われていた。
- でも、私はそれに対して疑問に思っていたのにも関わらず、適応してしまったのだ。だからこそ、前半は満足行く勉強ができなかった。
- そこにある環境の当たり前に適応するだけでなく、「どうしたいか」ということを常に考える必要があったと今では考える。
■あとがき
それでも、私は部活に入って良かった。
先日、先生は部活での経験は「宝」だとおっしゃっていた。私もそう思うし、もうこれから部活には入ることがないからこそ、得た経験を大切にしたい。