ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

【歌舞伎】五月花形歌舞伎(2017)感想〜いざ! 初歌舞伎!

五月花形歌舞伎、観劇しました!今回は昼の部公演。その感想です!

★5月3日 昼の部 2階6列 大阪松竹座

■宝塚が紡いでくれた縁

ミュージカルがベースにある私にとって、今回の演目を知った時、「行かなければならない」という謎の使命感があった。というのも、今回の昼の部、なんと「安珍清姫伝説」が入っているではないか!!

宝塚歌劇団花組、和物ショー『雪華妙』の一場面に「安珍清姫伝説」があって、その中で清姫を花乃まりあさんが演じられていた。当時清姫がなぜあんなに怒り狂っているのか知らなかった私は、そこで「安珍清姫伝説」を知ることになる。それを歌舞伎でやるということで、今回歌舞伎デビューを果たした。

■初心者ゆえの疑問〜イヤホンガイド

劇場に何度も行ったことがある身としても、やはり新しいジャンルに初めて行くときは緊張する。今回、歌舞伎に行く際に不明点だったのが、イヤホンガイドはいるかどうか、という点だった。

私はそもそもイヤホンガイドの存在を知らなかったのだけど、今回初めて使ってみた。イヤホンガイドからは役者さんの名前、内容の解説、お衣装の説明など、たくさんの情報が流れてくる。どれもためになる情報ばかりだった。けれど、やっぱり観る方に集中してると、ためになる情報があんまり頭に入ってこない。というわけで次回はなしで観てみようと感じている。

七之助さんの美しさ

もう…もう…美しすぎる!!いや、テレビで見たことはあったのだけど、生で見るとその美しさが倍増するので、やっぱり歌舞伎を生で観ることを強くお勧めする。

『金幣猿島郡』での七之助さんの役は、七綾姫。膝折に、階段の上り方、佇まい、高貴で守ってあげたくなるような女性だった。しかも、今回は勘九郎さんと恋仲設定。途中で手を握ってはける場面や、薬を口移しする場面とか、すっごくきゅんきゅんした。ときめいた。

■あとがき

すっかり虜になってしまった歌舞伎。もっと演目についてだったり、お化粧やお衣装といったことをもっと知りたくなった。とりあえず7月も観るぞ!シネマ歌舞伎も観るぞー!