ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

【四季】『ノートルダムの鐘』(2017・京都)~何回見ても考えが止まらない作品!

 

ノートルダムの鐘、京都公演観劇してきました。昨年年末に観劇してから半年以上。やっぱり何度見ても大好きな作品で、心に残る作品でした。

 

f:id:dmnys:20170813192027j:plain

★8月13日 13時 2階2I列 京都劇場

 

■あっきーカジモドについて


私、このノートルダムを3回観ているのだけど、ありがたいことに!3回共違うカジモドを見ることができた。同じ役柄だけれど、演者が違うと細かいところが変わる、というトリプルキャストの良さを感じることができた。特にあっきーカジモドについては、「守ってあげたくなる」感が一番強いように感じた。だからこそ、エスメラルダを助けに行く場面では、すごく応援したくなったのであった。

 

■芝さんフロローについて

いやー鳥肌が立つね!!!執念が深すぎる。エスメラルダのスカーフを最後までずっと持っていたことには、かなりの気持ち悪さを感じた。しかしそれも芝さんの演技力あってこそ。

 

■阿部さんクロパンについて


今回初めて阿部さんクロパンを観た。すごくよかった!まず見た目。ジプシーは劇中にもある通り、周りから蔑まれる扱いをされている。おそらく仕事も体力仕事が大半なのだろう。そこでの汚れ、というか、見た感じ人を寄せ付けない感じがうまく表現されていてよかった。また、フィーバスを助けるところも、さすがジプシーのリーダー!仲間思いの感じが出ていてかっこよかった。

■あとがき

ノートルダムの鐘を見るのは3回目だったし、サウンドトラックは毎週のように聴いている。そのため、話の流れは大体頭の中に入っている。だからこそ、今回は舞台に立たれている方々がどんなお芝居をするのか、ということに集中して観ることができた。次は横浜…行けるかどうか分からないな。でも、確実にこの作品は私の中の最高作品です。