大学生が「お疲れ様」をよく使う理由とは?
今回は、大学生がよく使う言葉について考察してみようと思う。それは…「お疲れ様」である。一日中大学にいたら、10回くらいは使う。友達に会ったら「お疲れ〜」、別れる時も「お疲れ〜」。疲れてないのに、なぜ使うのか?
ご存知の方も多いかもしれないが、本来「お疲れ様」とは目上の人から目下の人に対して使う言葉である。私はそれを知らず、目上の人に使ってしまっていた。
1.誰に使うのか?
主に大学生(先輩後輩問わず)、そしてアルバイト先の方たちである。
2.どういったときに使うのか?
実は、大学生の「お疲れ様」は時間を問わず使える。まず使い方1は別れるとき。いわゆる「バイバイ」「またね」のようなものだ。そして使い方2はその人に1日の中で初めて会うとき。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の代わりである。私はこの時間を問わず使える点が、重要だと思っている。
3.多用する理由
これにも2つの理由があると思う。1つ目は、時間を問わず使えるから。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の代用言葉となることで、かなり「お疲れ様」に含まれる言葉の範囲が広がる。
そして、2つ目はアルバイトである。大学生になるといきなり使い出すから、大学生になると始めると何か?と考えるとアルバイト、という結論に辿り着いた。
4.最後に
今回、「お疲れ様」の多用について考えることで、「生活習慣の乱れは言葉の乱れも引き起こすのではないか」と思った。私はとある文系大学に通っているが、自分も含め周りは朝が非常に苦手な人が多い。そのため、昼に起きるというのはけっこうあるあるなことだった。
だからこそ、昼に起きれば、その人にとっては昼に「おはよう」と言うのは全く不思議ではない。そういう背景があるからこそ、時間帯を問わず使える「お疲れ様」は大学生にこそ使われる言葉ではないかな、と考えた。