イラストは奥深い〜中村佑介さんのイラスト講座メモ!
昨日、スクー*1で初めて講義を受けました。中村佑介*2さんのイラスト講座です。
私は絵心がないので、美術も実技ではなく、テストの点数でがんばるタイプだったので、絵にはあまり詳しくありません。
なので、いつもイラストを見ても直感で「かわいい」「かっこいい」等と言った、短い感想しか持てませんでした。
ですが、この授業を受けて、イラストには物語性があることを知り、絵に対しての見方も少し変わったような気がします。(あくまでも個人比)
イラストのスキルだけでなく、私たちの身近にあるアートのお話もあり、非常におもしろかったです。
その中からピックアップして書き留めておきたいと思います。
カップヌードルには写真がない!
「青=海」を連想させることにより、写真がないのに味を表しているそうです。
その他、カップヌードルに使われている補色の話など、なるほどと何回も口に出してしまいました(笑)
背景の重要性、ストーリー性
今回の授業で、紹介されていたのがこの本。
Norman Rockwell: 332 Magazine Covers (Tiny Folios Series)
- 作者: Christopher Finch
- 出版社/メーカー: Abbeville Pr
- 発売日: 1997/10
- メディア: ハードカバー
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おそらくこの画集から何点かピックアップして、絵の解釈を説明されていました。
私が気になったのは少女から大人へ変わる時期を描いた作品でした。
よくよく考えてみると、絵って、言葉をそのまま書かないですよね。
それに改めて気付き、文字を使わずに言葉を表す、という難しさを感じました。
そして、背景の重要性。
中村佑介さんは、「背景と色が絵の中の半分くらいを占めるのに、それを使っていない方が多い」とおっしゃっていました。
初めはその言葉の意味が分かりませんでした。ですが、紹介された画集を見てからは、背景はストーリーを表すし、色は世代などたくさんのものを表すので、なんとか言葉の意味が分かったような気がします。
他にも。
最後に。
授業の最後には添削もあって、すごく若い世代に対して、熱心な方だなと思いました。
そして、「関西人」だな、と。私もバリバリの関西人なので、なんか自分もこんな感じに話しているのかな?と思ったりしました。
そしてちゃっかりご自身の画集を宣伝されていました。コスパが非常にいいとおっしゃっていました。
今回の授業、イラストに関わる人もそうでない人も、本当に楽しめる内容でした。
いやー、花火見ずに授業受けてよかった。あ、なんか悲しくなってきた。
でも、本当に素晴らしい授業でした。