仕事とプライベートの一括なら、「ブラウニー手帳」一択!舞台好きにもおすすめ
来年の手帳、何にしよう?私は、来年「ブラウニー手帳」を使います。
私の今年の手帳はこちら。
やはり生活スタイルが変わると手帳も変えなくてはいけない。私の場合、仕事が始まったことで、手帳に書くことがめっきり少なくなってしまった。そこで、「週間バーチカル」「バーチカルが毎日均等」を基準に探して、見つけたのがブラウニー手帳。
■ブラウニー手帳のオススメポイント
- 仕事とプライベートを一括管理できる。
- 週間バーチカル、毎日均等
- 年間スケジュールページが多い。
■仕事とプライベートを一括管理
上記に上げた理由の中で、この理由が半分以上を占める。ブラウニー手帳は、「タテヨコに使える」のが最大の手帳だからである。
そのため、平日は仕事メイン、休日はプライベートメインで紙を無駄にせず使うことができる。
■週間バーチカル、毎日均等
正確には土日は平日に比べて1マス少ない。けれど、やっぱりこのタイプが好き。
■年間スケジュールが多い
- 2年スケジュール
これは、舞台好きの方にはぜひ使うことをおすすめしたい。というのも、舞台って上演演目が1年後のものが出る。そうすると、1年単位のスケジュール帳だと書けない。なので、これはかなり重宝している。
遠征予定を立てたり、チケットが手配できたかどうかなど、活用できそうで楽しみ。
- 年間スケジュール
こちらは、年間で目標を立てる際に活用したい。今年は、旬のものだったり、日本の暦を勉強しようと計画中なので、年間を見渡せるこのページは非常に役立ちそうである。
■あとがき
今年も、自分に合った手帳を見つけられてよかった。ブラウニー手帳が気になっている方に、参考になれば幸いです。
【雪組】『Greatest HITS!!』(2016) 感想 〜クリスマス先取り、イベント満載ショー
雪組公演『Greatest HITS!!』感想です。「グレーイテーストヒッツ!」と口ずさめる、まさにテーマパークに行ったかのようなショーでした。
■マテリアルガール、可愛すぎない!?
もう、ゆうみちゃん(咲妃みゆさん)最高!男役さんを侍らし、英語で魅せる。すごくいい場面。ここの男役さんも、とぼけた顔されてたり、キュートで目が足りない。
やっぱり芝居とショーって魅せ方が違うと思う。ショーの方が、より「自分自身」を出さないといけないから、アピール力が必要。その面で、この場面のゆうみちゃんは素晴らしいアピール力で、釘付けになった。
■クリスマスメドレーの歌い継ぎ
このショーの目玉は、「クリスマスメドレー」。様々な曲が雪組の皆様によって歌い継がれ、聴いているとなんだか幸せなほっこりした気分になった。
そんな中、歌い継ぎの時の仕草に注目。望海風斗さん、彩凪翔さん、月城かなとさんの歌い終わりの時の手を広げる仕草がかっこいい…!特に彩凪さん。キラキラオーラが広がっていて、自分を大きく魅せる、という魅せ方が抜きん出ているなぁ、と感じた。
【雪組】『私立探偵ケイレブ・ハント』(2016) 感想 〜芝居抜きには語れない、でもプロローグは必見
雪組公演『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!!』観劇しました。今回はお芝居の感想です。
★10月31日 15時 2階12列・11月5日 11時 2階4列 宝塚大劇場
いい「ちぎみゆ」だった。ミステリーかと思いきや、コンビファンには最高の作品!
■「芝居」抜きには語れない
今回の作品の演出は、正塚先生。私は正塚先生の作品を見るのが初めてだったのだが、お芝居にかなり重点が置かれている、と感じた。
個人的見解だが、宝塚のお芝居はミュージカルなので、「芝居=歌>ダンス」と感じる。しかし、この作品は「芝居>>>>>歌>>ダンス」だった。芝居の上手さがなくては、成立しない。だからこそ、お芝居が素晴らしいトップコンビにぴったり。
■リアルなお芝居、ゆうみちゃんに注目
というわけで、芝居が見所の作品なのだが、「リアルなお芝居」を堪能することができた。ケイレブとジムとカズノの関係、ケイレブとイヴォンヌの関係、本当に現代にいるかのようだった。
そして、やっぱりゆうみちゃん(咲妃みゆさん)は本当に素晴らしい。役柄が変わるたび、憑依するかのよう。特に声。声でその人格を表現している点が素晴らしい。
イヴォンヌはフリーのスタイリストで、仕事をバリバリこなしていくカッコいい女性である。でも、それと同時にケイレブを心配する優しさ、ケイレブに対するピュアな好きという感情、それらを表現されていて本当に素晴らしかった。
■プロローグは外せない
と、ここまで芝居に関して書いてきたが、大好きなのはプロローグ!!!もう、本当に、目が、足りない。
男役さんのソフト帽はかっこいいし、娘役さんの強気なダンスに惹かれるし、大人なデュエットダンスは最高。ちなみに、公式のYoutubeにも初日のロングバージョンがあるので、ぜひぜひ見て欲しい。
雪組公演『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』初日舞台映像(ロング) - YouTube
〜開始10秒のところ。
誰と誰が組んでいるか把握したかったのだけど、帽子で顔が見えなくてなかなか把握できなかったのが残念。
■あとがき
というわけで、お芝居を堪能できる作品。これから東京に行って、もっと深まっていくのだろうな。果たして誰が犯人なのか、なぜ事件が起こったのかは劇場で!
【星組】『ロマンス!!』(2016) 感想 〜古き良き宝塚、そしてトップコンビよありがとう
続いて星組『ロマンス!!』の感想です。ざっくり言うと、「古き良き宝塚」のような作品でした。私はあまりこういったテイストの作品を観劇したことがなかったので、新鮮でした。
今回は、ほぼ娘役さんの話。
■音波みのりさんのダンス
はるこさん(音波みのりさん)のダンスが、本当に美しかった。男役さんと組んでいるときは、男役さんをカッコよく見せる。そして一人で踊っているときは、しなやかで美しい。
何と言っても、ダンスの中でコロコロ変わる表情。特に礼真琴さんと組んでいるときが、印象的だった。にこやかな笑顔だったり、きりっとした表情だったり。今回で大好きになった。
■風ちゃんのアクセサリー
風ちゃんの、ピンクのドレスの時の、ヘッドアクセが本当に素晴らしい。私はB席のため、舞台から遠いのだが、そこからも輝いていた。
娘役さんはこのようなアクセサリーを手作りすることは有名だけれど、これは芸術品だと感じる。宝塚の娘役力、ぜひアクセサリーにも注目して見ていただきたい。
■あとがき〜トップコンビに捧ぐ
ショーが終わった時、これでトップコンビを見ることはもうできないんだ、と寂しくなった。このお二人の作品を4作見てきたが、どれも完成度が高くて、大好きなトップコンビである。
特に大好きなのは、『Love&Dream』。ポスターそのものの世界観で、お二人の「エンターテイナー」っぷりか存分に発揮された舞台だった。そして、プリンセスと、白馬の王子様。あの作品は私に夢を見せてくれた。
宝塚の中で、一つの時代が終わろうとしている。お二人はまさに、「エンターテイナー」だった。夢の世界を見せてくれて、本当にありがとう。
【星組】『桜華に舞え』(2016) 感想 〜アツいお芝居に、当て書きで魅力倍増!
いよいよ千秋楽も間近となってきましたが、星組公演を観劇してきました!演出が斎藤先生、そしてワクワクするポスター!まずは、『桜華に舞え』の感想です。
★10月1日 11時 2階13列 宝塚大劇場
■史実なのに当て書き!?
今回の作品は、史実に沿った物語である。にも関わらず、トップコンビはお二人とも当たり役だった。
■さやかさんの西郷隆盛
この方は本当に「役者」である。私は『ガイズ&ドールズ』でさやかさん(美城れんさん)の素晴らしさに気付いたのだが、この役が一番好き。
見た目、声、そしてお芝居。本当に西郷隆盛そのもので、桐野利秋が「命を懸けても守りたい人物」そのものだった。弱き人を助け、心優しく、そして懐が大きい。
■宝塚で「歴史」を知る
この作品で一番感じたことは、歴史には様々な人の思いが重なっていることである。教科書には事実だけが書いてあるが、それだけでは分からないことが多い。
例えば、征韓論には賛成した人、反対した人。どちらにもその言い分があり、結局は西郷隆盛の考えは認められなかった。しかしどちらの意見も「日本を良くするための行動」であったのは間違いない。大元は一緒でも、意見が違うことで対立していく。そんな人間模様を、この作品は教えてくれた。
歴史は「いい」「悪い」だけでは判断できない。たくさんの人の悩みがあって、結果そうなったのであるからこそ、表面だけの事実しか知らない、というのはもったいないことだと感じる。
■あとがき
星組の皆様の熱演が素晴らしく、特に最後の場面ではぽろっと涙が落ちそうになった。
最後に、なぜか気になったセリフ。みっちゃんの「生まれる時代を間違えたかな」というものである。これがみっちゃんと重なった。紆余曲折あってのトップ就任だったかと思うが、私は今の時期に、みっちゃんがトップになって、その舞台を拝見できて、本当に幸せである。
【東宝】『エリザベート』(2016) 感想〜花總まりさんのシシィは、まるで皇后そのものだった
東宝版『エリザベート』、観劇してきました!待ちに待ったエリザベート。前回は帝国劇場だけだったので、大阪に来るのを楽しみに待っていました。その感想です。
★9月25日 13時半 3階3列 梅田芸術劇場メインホール
■宝塚版との違い
現在、東京宝塚劇場でも上演されているこの作品。観劇し終わって感じるのは、宝塚は「夢」で、東宝版は「現実」を表現しているということだ。
今回、東宝版を観て、性病についてやマデレーネの衣装、ヒトラーに扮したルキーニ、最後死を迎えるルキーニなど、かなり生々しく表現されているように感じた。
その点と、史実に沿っている点も注目したい。シシィの父・マックスはかなりの女好きだったこと、そしてルドルフは剣よりも勉強が得意な子供だったそうだ*1 。
■舞台装置について
真ん中のモニュメントは、「死への入り口」であり、「自由への入り口」だった。
シシィはあのモニュメントを登り、ずり落ちていく。ルドルフは亡くなった後、あの棺に入る。そしてその棺にシシィはすがり付き、泣く。最後に、シシィとトートがそのモニュメントの前で立って終わる。
1つの装置を何度も使い、たくさんの魅せ方を表現してくれる舞台装置。観ていてとても楽しかった。
■フランツについて
田代万里生さんのフランツ、素晴らしかった。皇帝の品があり、かつシシィを一途に愛しているという俗っぽさもあって、感情移入できるフランツだった。
どの時代を観ても、いい声。でも、歌でなくお芝居に私は惹かれた。特に老年期。老年期のフランツは髭や帽子があって表情が見えにくいのだが、それを吹き飛ばすような表情作りだった。
■シシィについて
花總まりさんのシシィ。私はこの方のシシィが見たくて、すごく楽しみにしていた。説得力のあるシシィだった。本当にシシィが生きているかのようだった。
皇后エリザベートはどのような人だったのか、私は本や舞台でしか知ることができない。でも、シシィの一生はこの舞台にあるのだと感じた。
おてんばな少女、甘酸っぱい恋をしている女性、母、そして皇后。どれも自然で、生きているかのようだった。そして、ドレスの着こなし。三色旗のドレス、鏡の間のドレス。「美しい」この言葉しか出ない。
精神病院の場面について
シシィを取り巻く場面の中で、私が好きなのは精神病院の場面である。孤独を打ち明けられないシシィが、精神病院の患者に打ち明ける。
代われるのなら、代わってもいいのよ。
あなたに耐えられるの、この孤独が。
このように歌うシシィは、高貴で、自分の弱みを晒しているのに、強い。「孤独に耐えうる強さ」を持っている花總さんのシシィ、本当に観ることができて良かった。
■あとがき
余談だが、私は前回花總さんを見たのが『モーツァルト!』のナンネール役だった。そのイメージだったので、今回の歌唱力の上げ幅にはびっくり。何歳になっても、伸び続ける。そんな役者さんたちが集まるミュージカルを、これからも観続けたい。
*1:『エリーザベト 美しき皇妃の伝説』より
【花組】『Melodia -熱く美しき旋律-』(2016・全国ツアー) 〜娘役さんの衣装が素敵!!
花組全国ツアー公演、『Melodia -熱く美しき旋律-』の感想です!このショーは、昨年秋に大劇場公演で行われたものです。
前回の記事はこちら↓
【花組】『Melodia 熱く美しき旋律』(2015)感想〜男役も娘役も大活躍!特に娘役。 - ろぐりずむ
■Down Town Jazz
あのイケメン誰だ、と思ったらキキさん(芹香斗亜さん)だった。それにちなつさん(鳳月杏さん)、ゆきちゃん(仙名彩世さん)。この場面はダンス場面なのだけど、みなさんキレッキレで迫力半端ない。
■娘役さんの衣装が素敵!
このショーは衣装面でも見ていて楽しい。
〜白のシンプルドレス
今回、場面が変更になったところも多かった。その中で、大好きだったのがフィナーレ前の場面。娘役さんが白いシンプルなドレス。娘役さんのシンプルなドレスが大好きなので、ここは見ていて本当に楽しかった!
〜All of Me
この場面、本当に大好き。かのちゃん(花乃まりあさん)は大劇場と鬘が違って、私は今回の方がすごく好み。お衣装は赤茶の秋っぽいドレス。赤茶だから大人っぽくて、それがまた娘役さんの魅力を引き出していた。
〜フィナーレ
私はこのフィナーレの黄色のお衣装が一番好き。頭の大きなお花、そして特筆すべきはスカートの丈!少し足元が見えるようなお衣装で、すっごく可愛い。