【四季】『リトルマーメイド』(2016) 感想〜ショー寄りのミュージカル!?五感で楽しめる!
劇団四季『リトルマーメイド』観劇してきました!新しい劇場のこけら落とし公演、五感に訴える楽しい公演でした。
★12月18日 13時 新名古屋ミュージカル劇場
■「見た目」で訴える!
色彩豊かな舞台だった。海の生き物たちの鮮やかさ。今回の客席は結構子供が多かったのだけど、その豊かさで子供の心をぐっと捉えていたように感じる。
特にアリエルのお姉さんたちの髪色や、服装がきれいだった。「恋してる」でのスパンコールの衣装が好き。
■海の生き物たちのプロ意識
海に住む生き物たちは、ずっとゆらゆらしている。この揺れ具合が素晴らしい。「自然に」揺れるということは、あまり揺れすぎても、揺れなさすぎてもいけない。その塩梅をうまく表現されていて、プロ意識を感じた。
■ミュージカル、というよりショー?
私は見終わった後、なんだかディズニーランドでリトルマーメイドのショーを見たような気分になった。というのも、やはり内容よりも見た目の鮮やかさを重視しているように感じたし、お客さんが拍手をして一体型になる場面があったからである。
これはどちらがいいとか悪いとかそういうのではなくて、見る前に知っておいたら少しは見方も変わったかもしれない。有名な話だからこそ、内容は理解している。だからこそ、もっと衣装や装置に注目すればよかったと感じる。ちょっぴり後悔。
■あとがき
そんなわけで、ショーよりのミュージカルだった。私は劇団四季からすでに発売されているCDとブロードウェイのCDを何回も聞いていたのだが、改めて舞台を見るとまた違った見方ができて楽しかった。