ろぐりずむ

主には宝塚の感想。他のミュージカルも観ます。

2015-01-01から1年間の記事一覧

〝Manga〟と〝漫画〟〜「漫勉」感想

「浦沢直樹の漫勉」*1。私はあまりテレビを見ない方なのですが、この番組は毎週観ていたので、漫勉の魅力を書き記したいと思います。photo by Jon Delorey「漫勉」とは? 正式名称は「浦沢直樹の漫勉」。Eテレ、金曜23時〜。なお、現在はシーズン1が終わり…

2016年の手帳は、HIGHTIDEの「nähe」に決めた!

すでに2016年の手帳が所狭しと並ぶ時期になりました。私も手帳を買ったので、そのレビューをしたいと思います。ちゃんと1年間使えるように、自戒の意味も込めて。photo by Matt Biddulph 手帳を買う際に、「譲れない部分」があった。私にとっては、それは土…

【星組】『ガイズ&ドールズ』(2015)感想 その2

感想その2です。前回は、主要な人に関して書いたのですが、今回は違う人に焦点を当てて書いていきたいと思います。 前回はこちら↓ 宝塚を観るようになってから、後ろでされている小芝居であったり、舞台を締める脇役であったり、ともかく「主要な役じゃない…

【星組】『ガイズ&ドールズ』(2015)感想 その1

先日、星組公演『ガイズ&ドールズ』見てきました!改めまして、北翔海莉さん妃海風さん、トップおめでとうございます。そして本日は大劇場千秋楽。こちらもおめでとうございます! 今回も予習しようと思い、色々と調べたところ、この作品はキリスト教色が強…

大学生が「お疲れ様」をよく使う理由とは?

今回は、大学生がよく使う言葉について考察してみようと思う。それは…「お疲れ様」である。一日中大学にいたら、10回くらいは使う。友達に会ったら「お疲れ〜」、別れる時も「お疲れ〜」。疲れてないのに、なぜ使うのか? ご存知の方も多いかもしれないが、…

「勉強する理由」について考えてみた

「なぜ勉強するの?」その答えは、私は将来の選択肢を広げるためだと思っている。そして、もし今後その問いを投げかけられた時、勉強は手段であることを強く伝えたい。 重要なのは、勉強して得られるものをどれだけ明確にしているか、ということだと思う。…

再演の難しさを考える〜「古い」と思われることは怖い

先日、NHKで放送された「漫勉*1」。その初回放送に東村アキコさんが出演されていて、その中で気になる言葉があった。「古くなるのが一番嫌。下手でもいいから、新鮮味がある方がいい。」 なぜ古いことが嫌なのか、そのときはよく分からなかった。おそらくそ…

オケ×娯楽、吹奏楽×軍隊。

先日、友人と「オケと吹奏楽の違い」について、4時間くらい話していた。そこで気付いたことを、改めて自分の中で消化し、書き記す。photo by Jesse Kruger 今回、強調したいのは「吹奏楽と軍隊との関わり」である。自分自身、オケを始めても、吹奏楽とは違…

『ゆがみちゃん』〜毒親から抜け出すにはどうすればいい?

noteで、非常に興味深いマンガを発見した。もうご存知かもしれないが、紹介したい。タイトルは『ゆがみちゃん』。兄妹を徹底的に差別し、娘の人格を否定し続ける母。罵声や暴力によってわが子をコントロールしようとする父。新興宗教を家族に強要し、恨み節…

ライブビューイングの良さについて語る。

宝塚歌劇団の花組台湾公演、ライブビューイングを観た。生の舞台とどちらがいいか?と聞かれたらそれは舞台の方がいい。でも、今回ライブビューイングを見て、生の舞台とは違う良さを感じたので、それを残しておきたい。photo by m4tik ちなみに、私が舞台…

【花組・台湾】『ベルサイユのばら』(2015)感想

先日、花組の台湾公演『ベルサイユのばら ーフェルゼンとマリー・アントワネット編ー』『宝塚幻想曲』のライブビューイングを見てきました。今回はベルばらの方のレポです。花組公演 『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』『宝塚幻想…

恋愛、青春、音楽。『坂道のアポロン』には全て詰まっている!

「LINEマンガ」というアプリをご存知だろうか。このアプリには、1巻無料マンガがある。その中で、おすすめしたいのが、小玉ユキさんの『坂道のアポロン*1』という漫画。 まだ3巻までしか読んでいないのだけど、早くもどハマりしてしまい、魅力を伝えずには…

【花組・台湾】『宝塚幻想曲』(2015)感想

続いては、花組台湾公演『宝塚幻想曲』についての感想です。《追記》ベルばらと更新順が逆になっています。すみません。花組公演 『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』 | 宝塚歌劇公式ホ…

SNSの使い分け(2015.夏)〜note始めてみた!

はてなブログを始めてから2ヶ月が経った。最近、「note」を始めてみた。note ――つくる、つながる、とどける。note ――つくる、つながる、とどける。1.noteについて1-1.noteとは? noteというのは、tumblrのようなもの。テキスト、音楽、動画、写真などをアッ…

ファンになると生まれる不安〜他人の夢は自分の夢?

前回の『星逢一夜』の記事で、一気に閲覧数が増えました。この場を借りて、お礼をさせていただきます。ありがとうございます! 〜*〜*〜*〜 さて、今回は現在陥っている不安について考えてみる。基本的に私は、常に何かに熱中してきた。ゆず、スマホのア…

【雪組】『星逢一夜』(2015)感想 その2 〜キャスト・そしてレミゼとの共通点

前回はこちらです。【雪組】『星逢一夜』(2015)感想 その1 - ろぐりずむ1.主要3役について1-1.トップと二番手について 「トップコンビと二番手」の三角関係のお話は、二番手が拮抗するくらいの力がないと、見応えがないのかもしれない。そして、それは実…

【雪組】『星逢一夜』(2015)感想 その1

雪組公演 『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ★8月4日13時 2階8列[追加]★8月13日 15時 2階16列*1 今回のお芝居、初日明けてからすごく好評で、楽しみにしていた。実際に見て、本当に素晴らしい作…

8/15に思う、舞台から学んだこと。

本日8月15日は終戦記念日。そして終戦から70年が経とうとしている。そして、私は最近戦争にまつわる作品を2作品観た。宝塚歌劇団宙組『王家に捧ぐ歌』と、NODA・MAP『エッグ』である。 私は『王家』を観たときに、ジェンヌさんがお芝居の中で歌い踊る場面で…

【和牛】「あの夏の新ネタを君は忘れない」

昨年春頃から気になり出して、ちょくちょくライブに行ってました。でも、単独ライブだけどうしても日が合わず、行けずじまいでした。その分、楽しみで仕方なかった…!!★8月10日 大丸心斎橋劇場 I列 これは観客に用意されたポストカードです。沖縄で撮影さ…

明治村に行ってきたよレポ!

愛知県犬山市にある、「明治村」へ行ってきました。明治時代の衣食住が揃っていて、なんだかタイムスリップしたような気分。しかも、歴史上の人物が実際に住んでいたお屋敷にも行けて感激…!おすすめです!博物館明治村 明治時代の衣食住が楽しめる明治村、…

【雪組】『La Esmeralda』(2015)感想

雪組公演 『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ 私は雪組だけA席で観ることにしているのですが、今回は残念ながら2階席。しかも、前が通路だったので、始まってから途中で入って来る人たちが前を…

宝塚にはまった理由〜1年が経ちました

昨年の8月、初めて宝塚歌劇を見た。その時の演目は、星組『The Lost Glory』『パッショネイト宝塚!』*1だった。その時は、まさかハマるとは思っていなくて、あれよあれよと言う間に花組『エリザベート』*2にはまる。 つまり、今月で宝塚を観るようになって…

ミニ記事3つ〜やっぱ食レポは苦手だ

1記事にはできない短めの文章をまとめました。本当に雑記です。photo by incurable_hippie▼青木まりこ現象について 最近、本屋に行くと腹痛になる。「青木まりこ現象」と呼ばれるものらしい。なんでも、本当に青木まり子さんから取ったそうだ。 この現象の…

【演劇】NODA・MAP『エッグ』感想

先日、BSプレミアムで放送されていた、『エッグ』についての感想です。公式サイトはこちらです。エッグ | NODA・MAP 第19回公演 全公演終了していますが、ネタバレもあると思うので、ご了承ください。《目次》テーマ「熱狂」についてセリフの伏線について73…

「好きなことで、生きていく」の難しさ

「好きなことで、生きていく」。理想の生き方だなぁと思う。そして、この12文字は夢を与えてくれる素晴らしいキャッチコピーだ。 でも、実際好きなことを仕事にしている人ってどれくらい存在しているのだろう。もちろん個人にとって好きなものは色々あるか…

イラストは奥深い〜中村佑介さんのイラスト講座メモ!

昨日、スクー*1で初めて講義を受けました。中村佑介*2さんのイラスト講座です。 中村佑介さんと言えば、『謎解きはディナーのあとで』の表紙のポップな絵が印象的です。本当にたまたまなんですが、今読んでます!! 私は絵心がないので、美術も実技ではなく…

大学生から見た、国立文系大学学部廃止について。

先月くらいから、「国立文系大学の学部廃止」のニュースが話題となっています。私もこのニュースには非常に興味があります。 なぜなら私の通っている学部がなくなる可能性が非常に高いからです。このニュースのため、テレビ局が大学に来ることが多くなりま…

「同期」にときめく。

人間って、生きていくうちに何かしらグループに分けられると思います。血液型や誕生日だったり、出身地だったり。 その中でも私がなぜかときめくのが「同期」というグループ分けです。ちなみに辞書的で調べると、以下のような意味になりました。2 入学・卒…

「暑いのに寒い」〜夏の冷え性はツライ!

「暑いのに暖かい格好をする」 。この矛盾の意味がわかる方は、非常にオシャレな方か、冷え性に悩んでいる方だと思います。私は小学生の頃から、冷え性に悩んでいます。昔は冬にしか冷えの症状は出なかったですが、先日夏なのに冷えの症状が…。今回、改めて…

「ないものねだり」について〜吹奏楽とオケの違いより

よく、「人はないものねだりだ」「隣の芝生は青い」と言いますが、具体的にどういうことかを今回は書こうと思います。photo by eh3k吹奏楽とオケの違い私は吹奏楽部とオーケストラ部、どちらも所属したことがあります。同じ楽器を担当していたのですが、オケ…